2014.12.10

ニセ弁護士にご注意!

弁護士ではないのに弁護士と称する者(ニセ弁護士)による被害が,散見されます。
振り込め詐欺,劇場型詐欺には,役割の一人としてニセ「弁護士」が登場していることは,よく知られています。
その他にも,こんな例があります。
古い民家で「地域社会のお役にたちます」等と掲げているが,表札には「弁護士」や「法律事務所」の記載がありません。しかし中に入ると,その人物は「弁護士」と称します。
その人物に名刺を下さいと言うと,「名刺は切らして・・・」等と出さなかったり,出てきた名刺に「弁護士」と書かれていなかったりします。少しでも疑うと,その人物は「私を信用できないのか。」と怒り出します。
そのような人は,領収書も出さないか,出しても「弁護士」の肩書が書かれていません。
ひまわりの弁護士バッジもしていません。

なお,名刺に「弁護士」と記載されていても,それだけでは信用できないこともあります。
弁護士は,事務所を置く地域の弁護士会に登録しなければなりません。
各地域の弁護士会にお問い合わせいただければ,登録した弁護士であるか否か,すぐに回答いたします。
また、日本弁護士連合会のホームページには,「弁護士を探す」というボタンがあります。これによっても,弁護士登録があるか否か調べることができます。

少しでも「変だな?」「妙だな?」と感じたら,埼玉弁護士会にご照会ください。